亀甲の占のごと青田干

土用の頃に一度青田の水を抜いて圃場の土を乾かす。これによって稲が強くなり、収穫までの残りの期間を元気に育つらしい。田圃を見ていると、日毎に土が乾き、亀甲模様のひび割れが発生する。極限(私から見ると)までひび割れが深くなった頃に再び水が入り始める。何だか今年の米の出来を占っているようにも見える作業、、、。(2025年夏詠)

久々に使ふ梯子に蝉の殻

ちょっと事情があって屋根に上ろうと梯子を出して、上りかけた目の前にまだ新しいセミの殻を見つけた。本体のほうはと見渡してみたが、本体のほうはどうやら飛び立った後のようだった。近くで聞こえるセミの中の一匹がそうだったのかも知れない、、、。(2025年夏詠)